ネットの口論などでよく耳にする『煽り耐性』という言葉の意味をご存知だろうか。説明すると『低俗な煽りに反応しない精神』であり、もっと噛み砕いて説明すると『スルースキル』に近い意味である。
しかしこの『煽り耐性』という言葉には、もっと別の意味が込められているのだった……。
どうも田中ゲシュタルトです。
『煽り』なんて言葉が跋扈し始めたと同時期に広まり始めた、煽りの逆位置にある『煽り耐性』という言葉には、ちょっとしたカラクリがあります。
そもそも『煽り耐性』は、『煽る側』が相手に望む構え方（姿勢）なのです。言うならば『俺は良くてもお前は駄目』のような暴論であり、『すれ違いざまに殴られても堪えろ』と言うのが『煽り耐性』の真の意味になります。
だって、よく考えてみてくださいよ？ 散々相手が煽ってくるのに、いざ煽り返したら「お前、煽り耐性ねぇな」って……
それブーメランだからな？
大体ね？ 不誠実な物言いをする輩に対して、何故こちらが丁寧に対応しなきゃならんのだ。誠実な対応されたければそれ相応の態度があるでしょうに。
それで？ いざ自分に矢が返ってきたら「煽り耐性」云々言い出すんですか？ やり返される覚悟もないのに突っかかってくんなって話ですよ。
田中は『煽り耐性』って言葉が大嫌いです。何なら『目には目を歯には歯を貞子には伽椰子をエイリアンにはプレデターを』って具合に徹底抗戦したい（願望）。
まぁでも、煽るヤツらの相手をするだけ時間の無駄なので、存在自体をミュートかブロックしちゃった方が手っ取り早いですよね。
煽るで思い出したんですが、煽り運転もなかなかなくならないですね。
煽り運転するドライバーは、ネットでイキってるキッズたちよりも質が悪いです。如何せん、人命に関わりますからね？ 下手したら大事故が起きます。
「煽り運転はいけないことだけど、煽られる側にも問題があるのでは？」
運転スキルが乏しい人間なら煽られても致し方ないって意味でこの台詞を言っているのであれば、もう一度免許取得から頑張ってください応援してます。
言いたいことはわかりますよ？ 運転していると「こいつ運転下手くそだなぁ」って思うことは何度もあります。でも、だからって「せや！ 煽ったろ！」とはならないでしょう。普通の人間であれば、ね？
何だろうね。みんな、心に余裕がなくなってきていますよね。迷惑行為を映した動画が世の中に溢れているのもそうですが、もっと人生にゆとりが必要なのではないでしょうか？
ということで、田中、動きます。
心にゆとりが生まれる壺を売る商売をすれば、きっと幸せになれますね。本来は一壺100万円する高級品ですが、今だけ10万円のゆとりプライスにしておきます。
あ、冗談ですからね？笑
以上
